「新しい企画を考えたいけれど、なかなかアイデアが浮かばない」
「ブログの記事ネタが思いつかない」
「仕事で何か新しい提案をしなければいけない」
このようなときに便利なのが、ChatGPTを使ったアイデア出しです。
ChatGPTは文章を作るだけでなく、複数のアイデアを出したり、発想を広げたり、さまざまな方向から案を考えたりすることにも活用できます。
OpenAIも、ChatGPTの活用例としてブレインストーミングやアイデアの創出を紹介しています。
この記事では、ChatGPTを使ってアイデアを効率よく出す方法を、初心者向けにわかりやすく解説します。
さらに、そのまま使えるアイデア出し用プロンプト10選も紹介します。
ChatGPTでアイデア出しはできる?
結論から言うと、ChatGPTはアイデア出しに非常に便利なツールです。
例えば、次のような用途で使えます。
- 新商品のアイデア
- 新しい企画
- イベントの企画
- ブログ記事のネタ
- SNS投稿のアイデア
- YouTube動画の企画
- キャッチコピー
- キャンペーン案
- 営業提案
- 業務改善のアイデア
1人で考えていると、どうしても発想が似た方向に偏ってしまいます。
そこでChatGPTに複数の案を出してもらうことで、自分だけでは思いつかなかった選択肢を増やすことができます。
ChatGPTは、アイデアを出すだけでなく、そのアイデアを整理したり、別の方向に展開したりすることもできます。
ChatGPTでアイデア出しをする基本的な方法
ChatGPTに、
「何か良いアイデアを考えて」
とだけ入力しても、ある程度の回答は得られます。
しかし、これだけでは一般的なアイデアになりやすいでしょう。
そこで重要なのが、条件を具体的に伝えることです。
例えば、
30代女性向けのカフェで、新規顧客を増やすためのキャンペーンを10個考えてください。
と入力します。
さらに、
- ターゲット
- 目的
- 予算
- 条件
- アイデアの数
- 出力形式
などを指定すると、より使いやすい回答になります。
良いプロンプトを作るときは、「何をしてほしいのか」「誰向けなのか」「どのような形で出してほしいのか」を明確にすることがポイントです。
プロンプトの基本については、こちらの記事でも詳しく解説しています。
ChatGPTのアイデア出しで重要な5つのポイント
① 最初から答えを1つに絞らない
アイデア出しでは、最初から「正解」を探す必要はありません。
まずは、
「20個考えてください」
のように、複数の案を出してもらいましょう。
その中から良さそうなものを選び、さらにChatGPTに深掘りしてもらいます。
② ターゲットを具体的にする
例えば、
女性向けの商品
よりも、
30代の働く女性で、忙しくても手軽に使える商品を探している人
としたほうが、ターゲットに合わせたアイデアを出しやすくなります。
③ 条件を伝える
例えば、
- 予算10万円以内
- 1週間以内に実施
- 30代女性向け
- SNSで宣伝できる
- 店舗スタッフ2人で実施可能
などです。
条件がある場合は、最初からChatGPTに伝えましょう。
④ 「別の視点」を要求する
ChatGPTから出てきたアイデアが普通すぎる場合は、さらに質問できます。
例えば、
「一般的な案ではなく、競合があまりやっていない案を10個考えてください。」
と指示します。
さらに、
「低予算で実施できる案だけに絞ってください。」
と続けることもできます。
⑤ 一度で完成させようとしない
ChatGPTを使ったアイデア出しでは、会話を続けながらアイデアを改善するのがおすすめです。
例えば、
1回目
新しい集客キャンペーンを10個考えてください。
↓
2回目
この中から費用対効果が高そうなものを5つ選んでください。
↓
3回目
その5つを、30代女性に最も響きそうな順番に並べてください。
↓
4回目
1位の案を実際に実施するための具体的な企画書にしてください。
このように段階的に進めることで、単なるアイデアから実際に使える企画へと発展させられます。
ChatGPTで使えるアイデア出しプロンプト10選
ここからは、そのままコピーして使えるプロンプトを紹介します。
プロンプト① 新しいアイデアを出す
以下のテーマについて、新しいアイデアを20個考えてください。
【テーマ】
○○ありきたりな案だけではなく、少し意外性のある案も含めてください。
それぞれのアイデアを1~2文で簡潔に説明してください。
プロンプト② 仕事のアイデアを出す
私の仕事で業務効率を上げるためのアイデアを10個考えてください。
【仕事内容】
○○【現在困っていること】
○○できるだけ低コストで実施できる案を優先してください。
プロンプト③ 新商品のアイデア
以下のターゲット向けに、新商品のアイデアを15個考えてください。
【ターゲット】
○○【商品ジャンル】
○○【予算】
○○円以内「売れそうな理由」もそれぞれ説明してください。
プロンプト④ 集客アイデア
以下の店舗の新規顧客を増やすための施策を15個考えてください。
【店舗】
○○【ターゲット】
○○【予算】
○○円InstagramなどのSNSを活用できる案を優先してください。
プロンプト⑤ ブログ記事のネタを出す
「○○」をテーマにしたブログ記事のネタを30個考えてください。
初心者が検索しそうな疑問を中心にしてください。
「知識を知りたい記事」と「商品やサービスを比較・検討する記事」を分けて提案してください。
ブログを始めたい人は、こちらの記事も参考になります。
ChatGPTでブログ記事を書く方法|構成・本文・SEOを効率化する方法
プロンプト⑥ SNS投稿のアイデア
Instagramで投稿するネタを20個考えてください。
【アカウントのジャンル】
○○【ターゲット】
○○「保存したくなる投稿」「コメントしたくなる投稿」「商品やサービスへの興味につながる投稿」に分けてください。
プロンプト⑦ 企画をブラッシュアップする
以下の企画案をより魅力的なものに改善してください。
【企画案】
○○以下の3つの視点で改善案を出してください。
- ターゲットにとっての魅力
- 他社との差別化
- 実施しやすさ
さらに企画書まで作りたい場合は、**ChatGPTで企画書を作る方法|構成・文章・アイデア出しを効率化するプロンプト**も参考にしてください。
プロンプト⑧ 競合と違うアイデアを出す
以下のテーマについて、一般的なアイデアではなく、競合との差別化につながるアイデアを10個考えてください。
【テーマ】
○○「なぜ差別化できるのか」も説明してください。
プロンプト⑨ アイデアを比較する
以下の5つのアイデアを比較してください。
【アイデア】
A:○○
B:○○
C:○○
D:○○
E:○○「費用」「実現しやすさ」「効果」「独自性」の4項目を5段階で評価し、総合順位をつけてください。
プロンプト⑩ アイデアを実行計画に変える
以下のアイデアを、実際に実行できる計画にしてください。
【アイデア】
○○以下の項目を作成してください。
・目的
・ターゲット
・具体的な手順
・必要なもの
・予算
・スケジュール
・期待できる効果
・注意点
この使い方をすると、**「アイデアを考える」→「企画にする」→「実行する」**という流れまでChatGPTで進められます。
ChatGPTから良いアイデアを引き出す裏技
さらに便利なのが、ChatGPTに自分自身の回答を評価させる方法です。
例えば、10個のアイデアを出してもらった後に、
この10個のアイデアを厳しく評価してください。
「実現可能性」「費用対効果」「独自性」「ターゲットへの訴求力」の4項目を5点満点で採点してください。
最もおすすめの3案を選び、その理由を説明してください。
と入力します。
すると、単純にアイデアを並べるだけではなく、比較・評価まで行うことができます。
ChatGPTのアイデアをさらに深掘りする方法
気になるアイデアが見つかったら、
このアイデアをさらに10倍良くしてください。
と聞いてみるのもおすすめです。
ただし、もっと具体的に指示したほうが効果的です。
例えば、
この企画を30代女性にもっと魅力的に感じてもらえるように改善してください。
予算は5万円以内、準備期間は2週間以内という条件は変えないでください。
のようにします。
OpenAIも、曖昧に「もっと良くして」と依頼するより、どこをどのように改善したいのか具体的に伝えることを推奨しています。
ChatGPTのアイデアをそのまま採用してはいけない理由
ChatGPTが出したアイデアが、そのまま正解とは限りません。
特に、
- 市場の状況
- 最新情報
- 競合の商品
- 価格
- 法律や規制
- 数字や統計
などが関係する場合は、必ず確認しましょう。
ChatGPTはアイデアを広げるための壁打ち相手として使い、最終的な判断は自分で行うことが大切です。
また、アイデアを実際の企画にする場合は、ChatGPTに必要な資料や条件を与えることで、より具体的な成果物を作りやすくなります。OpenAIも、実際の仕事の資料やコンテキストを与えて、最初の成果物を作り、そこから確認・修正する使い方を紹介しています。
まとめ
ChatGPTは、単に質問に答えてもらうだけではなく、アイデアを考えるためのブレインストーミング相手としても活用できます。
特におすすめなのは、
- まず複数のアイデアを出してもらう
- 条件を追加する
- アイデアを比較する
- 良い案を深掘りする
- 実行計画に落とし込む
という使い方です。
「何か良いアイデアを考えて」と丸投げするより、
目的・ターゲット・条件・欲しい回答形式
を具体的に伝えることで、より実用的なアイデアを引き出せます。
ChatGPTを仕事で活用したい方は、これまで紹介した以下の記事もあわせて読むと、さらに活用方法が広がります。


コメント