会議のたびにメモを取り、終わったあとに議事録をまとめる。
そんな作業を「もっと楽にしたい」と思ったことはありませんか?
最近では、会議の音声をAIが文字起こしし、さらに重要なポイントまで自動で整理してくれるAI議事録ツールが増えています。
AI議事録ツールを使えば、会議中のメモ作成に追われにくくなり、会議後の議事録作成にかかる時間も減らせます。
以前の記事では、ChatGPTを使って会議メモから議事録を作る方法を紹介しました。
👉 ChatGPTで議事録を作る方法
https://kossoriaibu.com/chatgpt-minutes/
ただし、毎回ChatGPTに会議内容を貼り付けるより、会議の録音から文字起こし・要約まで自動化したい場合は、専用のAI議事録ツールが便利です。
そこでこの記事では、現在利用できるAI議事録ツールの中から、
- Notta
- Rimo Voice
- tl;dv
- LINE WORKS AiNote
の4つを比較します。
料金や無料プランだけでなく、どんな人に向いているのかまで分かりやすく解説します。
AI議事録ツールとは?
AI議事録ツールとは、会議などの音声をAIで処理し、
録音
↓
文字起こし
↓
話者の識別
↓
要約
↓
議事録作成
といった作業を自動化するツールです。
単純に音声を文字に変換するだけではありません。
最近のサービスでは、会議の内容から、
- 重要なポイント
- 決定事項
- 次にやること
- 話し合った内容
などを整理する機能も用意されています。
そのため、AI議事録ツールは「文字起こしツール」というより、会議後の仕事まで効率化するツールとして考えると分かりやすいでしょう。
AI議事録ツールおすすめ4選
今回比較するのは次の4サービスです。
| サービス | 無料で試せる | 特徴 |
|---|---|---|
| Notta | ○ | 個人利用からビジネスまで幅広い |
| Rimo Voice | ○ | 日本語に強く、議事録機能が充実 |
| tl;dv | ○ | Web会議・多言語・連携に強い |
| LINE WORKS AiNote | ○ | 法人利用や組織での活用に向く |
料金や機能は変更される可能性があるため、契約前には各公式サイトで最新情報を確認してください。
1.Notta
Nottaは、AIによる文字起こしや議事録作成を幅広く利用できるサービスです。
無料プランが用意されているため、まずAI議事録を試してみたい人にも向いています。
2026年9月時点の公式料金では、無料のフリープランは月120分までの文字起こしに対応。
有料のプレミアムプランは、年間契約の場合で月額1,185円相当から利用できます。
Nottaの主な特徴
- 無料プランあり
- AIによる文字起こし
- AI要約
- 話者識別
- Zoom・Google Meet・Microsoft Teams・Webexなどに対応
- ファイルの文字起こし
- 多言語対応
特に、個人でも法人でも使いやすいことが特徴です。
「まず無料でAI議事録を試したい」という人は、無料プランから始められます。
また、Nottaは公式にアフィリエイトプログラムを提供しています。
WebサイトやブログなどでNottaを紹介し、読者が登録・購入すると紹介手数料を受け取れる仕組みです。
これは「こっそりAI部」にとっても、今後収益化につなげやすいサービスの一つです。
2.Rimo Voice
Rimo Voiceは、日本語に最適化されたAI議事録サービスです。
文字起こしだけではなく、
- AI要約
- 話者認識
- リアルタイム文字起こし
- 会議内容の検索
- 共同編集
- Google・Outlookカレンダー連携
- Zoom・Google Meet・Microsoft Teamsなどとの連携
など、会議後の情報活用まで考えられた機能が用意されています。
料金は、2026年9月時点で文字起こしプランが月額1,650円、プロプランが月額4,950円、チームプランが月額6,600円からとなっています。
Rimo Voiceが向いている人
- 日本語の会議が多い
- 会議内容を後から検索したい
- チームで議事録を共有したい
- オンライン会議を自動で記録したい
- 仕事で本格的にAI議事録を使いたい
Rimoには企業・顧客向けのパートナープログラムも用意されています。
3.tl;dv
tl;dvは、オンライン会議との連携を重視したAI会議ツールです。
Zoom、Google Meet、Microsoft Teamsなどに対応し、会議の記録・文字起こし・AIメモ・フォローアップなどを効率化できます。
無料プランでも、
- 動画レコーディング
- 30以上の言語の文字起こし
- Slack・メール・カレンダー連携
- AIメモ10回分
などを利用できます。
tl;dvが向いている人
- オンライン会議が多い
- ZoomやGoogle Meetをよく使う
- 海外との会議が多い
- 多言語の会議を扱う
- AI議事録と他の業務ツールを連携したい
さらに、tl;dvには公式アフィリエイトプログラムがあり、紹介したユーザーの支払いの25%を受け取れる制度が案内されています。
4.LINE WORKS AiNote
LINE WORKS AiNoteは、企業やチームでの利用を意識したAI議事録サービスです。
AIによる、
- 文字起こし
- 要約
- 話者認識
- Web会議の録音
- 議事録共有
などに対応しています。
個人事業主・フリーランス向けのソロプランは、年額契約の場合月1,440円、月額契約の場合1,600円。
企業向けにはチーム、ビジネス、エンタープライズなどのプランがあります。
LINE WORKS AiNoteが向いている人
- 会社でAI議事録を導入したい
- チームで議事録を共有したい
- セキュリティを重視したい
- LINE WORKSを利用している
- 法人向けの管理機能が必要
2026年8月31日には、AI要約の強化や最長6時間の録音・文字起こしなどを含むアップデートも発表されています。
4つのAI議事録ツールを比較
ここまで紹介した4サービスを簡単に比較してみましょう。
| 項目 | Notta | Rimo Voice | tl;dv | LINE WORKS AiNote |
|---|---|---|---|---|
| 無料利用 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| AI文字起こし | ○ | ○ | ○ | ○ |
| AI要約 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 話者認識 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| Web会議対応 | ○ | ○ | ○ | ○ |
| 日本語重視 | ○ | ◎ | ○ | ◎ |
| 個人利用 | ◎ | ○ | ○ | ○ |
| チーム利用 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ |
| アフィリエイト/パートナー | あり | パートナー制度 | あり | パートナー制度 |
※機能・料金・制度は変更される可能性があります。契約前に公式サイトで確認してください。
AI議事録ツールの選び方
「結局どれを選べばいいの?」という場合は、使い方から考えると選びやすくなります。
とにかく無料で試したい
まず無料でAI議事録を試したいなら、無料プランが用意されているサービスから試してみましょう。
特にNottaは無料プランで月120分の文字起こしが可能です。
日本語の会議を重視したい
日本語の会議や国内業務で使うことを重視するなら、Rimo VoiceやLINE WORKS AiNoteなど、日本語での利用を意識したサービスを比較するとよいでしょう。
オンライン会議が中心
ZoomやGoogle Meetなどのオンライン会議が中心なら、Web会議との連携機能を確認しましょう。
tl;dvはオンライン会議との連携や多言語対応を特徴としているため、海外との会議などにも検討しやすいサービスです。
会社で使いたい
会社で導入する場合は、単純な文字起こし精度だけではなく、
- データ管理
- 権限管理
- セキュリティ
- チーム共有
- 管理者機能
- Web会議との連携
- 料金体系
まで確認することが重要です。
AI議事録ツールを使うと何が変わる?
AI議事録ツールを導入するメリットは、単に文字を入力する時間を減らすことだけではありません。
例えば、
会議中
人間:会話に集中
AI:音声を記録
↓
会議終了後
AI:文字起こし・要約
↓
人間
重要な部分を確認・修正
という役割分担ができます。
これによって、会議中に「メモを取らなければ」と意識し続ける必要がなくなります。
ChatGPTでも議事録は作れる?
もちろん可能です。
こっそりAI部では、すでにChatGPTを使った議事録作成について解説しています。
👉 ChatGPTで議事録を作る方法|会議メモを整理するプロンプトと使い方
また、ChatGPTには文章の要約機能もあります。
👉 ChatGPTで要約する方法|文章・PDF・会議メモを簡単にまとめる方法
さらに、会議で作成したファイルをAIに読み込ませて処理したい場合は、
👉 ChatGPTでファイルを読み込む方法
も参考になります。
ChatGPTとAI議事録ツールの違い
では、
「ChatGPTがあるなら専用のAI議事録ツールはいらないのでは?」
と思うかもしれません。
実際、簡単な会議メモならChatGPTでも十分対応できます。
一方で、専用ツールには、
- 会議の録音
- 自動文字起こし
- 話者分離
- 自動要約
- 会議データの保存
- 過去の会議検索
- Web会議との連携
など、議事録作成に特化した機能があります。
つまり、
たまに議事録を作る
→ ChatGPT
会議が多く、毎回議事録を作る
→ AI議事録ツール
という使い分けもできます。
AI議事録ツールを選ぶときの注意点
便利なAI議事録ツールですが、完全にAI任せにするのはおすすめできません。
音声認識では、
- 人名
- 商品名
- 専門用語
- 固有名詞
- 数字
などを間違えることがあります。
また、AIによる要約では、重要な部分が省略されたり、文脈が変わってしまったりする可能性もあります。
そのため、
AIに作らせる
↓
人間が確認する
という使い方がおすすめです。
特に契約や金額、重要な決定事項などは、必ず元の発言や録音と照合しましょう。
まとめ|AI議事録は「無料で試してから」選ぼう
AI議事録ツールは、会議の文字起こしだけでなく、要約や情報共有まで自動化できる便利なツールです。
今回紹介したサービスをまとめると、
- 幅広く使いたい → Notta
- 日本語の議事録を重視 → Rimo Voice
- オンライン・多言語会議 → tl;dv
- 法人・組織利用 → LINE WORKS AiNote
というように、用途によって選択肢が変わります。
いきなり有料契約するのではなく、まず無料プランやトライアルで実際の会議を処理してみると、自分に合うサービスを判断しやすくなります。
AI議事録を上手に使えば、会議中は「メモを取ること」ではなく、本来の話し合いに集中する時間を増やせます。
まずは気になるサービスを一つ試して、AI議事録が自分の仕事に合うか確認してみてください。





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