会議や商談、インタビューなどを録音したあと、
「録音を聞き直すのが面倒……」
「文字起こしに時間がかかる」
「議事録を作るのに毎回何時間もかかっている」
という人は多いのではないでしょうか。
そんな人に注目されているのが、AIボイスレコーダーです。
AIボイスレコーダーなら、音声を録音するだけでAIが自動的に文字起こしを行い、さらに内容を要約したり、話者を識別したりできます。
従来のボイスレコーダーが「音声を録音する機械」だったのに対して、AIボイスレコーダーは録音した内容を仕事で使える情報に変換してくれるツールです。
この記事では、2026年現在注目されているAIボイスレコーダーの中から、以下の5製品を比較します。
- PLAUD Note Pro
- Notta Memo
- Soundcore Work
- AutoMemo S
- HiDock P1
「どれを選べばいいの?」という人にも分かりやすいように、料金、文字起こし、AI要約、特徴、向いている人まで整理します。
なお、AI文字起こしそのものについて詳しく知りたい方は、先に[AI文字起こしとは?無料で使える方法とおすすめツールを初心者向けに解説]をご覧ください。
AIボイスレコーダーおすすめ5選を比較
まずは5製品の違いを簡単に比較してみましょう。
| 製品 | 本体価格の目安 | 文字起こし | AI要約 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| PLAUD Note Pro | 30,800円 | ○ | ○ | 高機能・多機能 |
| Notta Memo | 25,500円 | ○ | ○ | Nottaとの連携が便利 |
| Soundcore Work | 24,990円~ | ○ | ○ | 小型・ウェアラブル |
| AutoMemo S | 19,800円 | ○ | ○ | 本体で文字起こしを確認 |
| HiDock P1 | 26,800円 | ○ | ○ | イヤホン録音に対応 |
※価格は公式サイトで確認できる情報をもとにした目安です。キャンペーンなどによって変動する場合があります。
結論からいうと、
高機能を重視するなら「PLAUD Note Pro」
文字起こしサービスとの連携を重視するなら「Notta Memo」
小型・携帯性を重視するなら「Soundcore Work」
本体で文字起こしを確認したいなら「AutoMemo S」
イヤホンを使ったオンライン会議などにも活用したいなら「HiDock P1」
という選び方がおすすめです。
それぞれ詳しく見ていきましょう。
PLAUD Note Pro
PLAUDの「PLAUD Note Pro」は、高機能なAIボイスレコーダーを探している人におすすめのモデルです。
本体価格は30,800円(税込)。
薄さ2.99mm、重量30gという薄型・軽量設計ながら、64GBのストレージを搭載しています。
最大50時間の連続録音にも対応し、AIによる文字起こしは112言語に対応しています。さらに、話者ラベル、カスタム用語、AI要約、マインドマップなど、単なる文字起こしにとどまらない機能を備えています。
PLAUD Note Proの特徴
- 112言語に対応
- AI文字起こし
- 話者ラベル
- カスタム用語
- AI要約
- マインドマップ
- 最大50時間の連続録音
- 64GBストレージ
- 重量30g
特に、会議やインタビューなどで録音→文字起こし→要約→情報整理まで一気に行いたい人に向いています。
PLAUDの料金
PLAUDには本体とは別にAIメンバーシップがあります。
無料のStarterは月300分の文字起こし。
Proは月1,200分、Unlimitedは文字起こし無制限となっています。
本体価格だけでなく、毎月どのくらい文字起こしするのかも考えて選びましょう。
PLAUD Note Proがおすすめな人
- 高性能なAIボイスレコーダーが欲しい
- 会議や商談を頻繁に録音する
- AI要約も積極的に使いたい
- 長時間録音したい
- 文字起こし以外のAI機能も使いたい
Notta Memo
「Notta Memo」は、AI文字起こしサービスとして知られているNottaの専用AIボイスレコーダーです。
本体価格は公式サイトで**25,500円(税込)**と案内されています。
Notta Memoの大きなメリットは、録音した音声をNottaのサービスと組み合わせて利用できることです。
録音だけではなく、
録音 → 文字起こし → 要約 → 議事録作成
という流れを作りやすいのが特徴です。
実際にNottaはAI文字起こしやAI要約、話者識別などに対応しています。
また、2026年9月18日以降にNotta Memoを購入した場合、月600分の文字起こしが利用できる「Nottaハードウェアプラン」が付属するようになっています。
すでにNottaを使っている人なら、特に相性の良い選択肢です。
Nottaについて詳しく知りたい方は、[Nottaとは?料金・無料プラン・使い方を初心者向けに解説]も参考にしてください。
Notta Memoがおすすめな人
- Nottaをすでに使っている
- 会議の議事録を効率化したい
- 録音から要約まで自動化したい
- AI文字起こしを手軽に始めたい
- 日本語の会議で使いたい
Soundcore Work
Ankerの「Soundcore Work」は、コンパクトさを重視したAIボイスレコーダーです。
公式価格は64GBモデルで24,990円(税込)。
マイク本体は約10gで、襟元、首元、スマートフォンなどに取り付けて使用できます。
AIによる文字起こしでは話者識別にも対応しており、60分の録音データを約6分で文字起こしできるとされています。
さらに150以上の言語に対応し、AI要約や50種類以上の要約テンプレートも用意されています。
Soundcore Workの料金
無料のStarter Planでは、
- 月300分の文字起こし
- 150以上の対応言語
- 50種類以上の要約テンプレート
などが利用できます。
より多く使う場合はProやUnlimitedプランが用意されています。Proは年額15,980円、Unlimitedは年額38,980円です。
Soundcore Workがおすすめな人
- 小型のAIレコーダーが欲しい
- 持ち歩きやすさを重視する
- 商談やインタビューで使いたい
- 会議を録音する機会が多い
- AI要約も活用したい
AutoMemo S
ソースネクストの「AutoMemo S」は、AIによる文字起こしに対応した国産系のAIボイスレコーダーです。
本体価格は19,800円(税込)。
今回紹介する5製品の中でも比較的購入しやすい価格帯です。
AutoMemo Sの特徴は、本体に2.83インチのフルカラーディスプレイを搭載していること。
録音した音声の文字起こし結果を、本体上で確認できます。
また、文字をタップしたところから音声を再生できるため、「この発言をもう一度聞きたい」というときにも便利です。
AutoMemoの料金
AutoMemoには無料のお試しプランがあり、毎月1時間まで文字起こしできます。
より多く利用する場合はプレミアムプランが月額1,480円、年額14,800円です。
プレミアムプランでは月30時間の文字起こしが利用できます。
AutoMemo Sがおすすめな人
- 本体で文字起こし結果を確認したい
- ボイスレコーダーとしても使いたい
- 比較的安く始めたい
- 日本語の会議で使いたい
- 専用端末の操作が分かりやすいほうがいい
HiDock P1
「HiDock P1」は、少し変わった特徴を持つAIボイスレコーダーです。
最大の特徴は、ワイヤレスイヤホンを装着したまま録音できること。
独自のBlueCatch技術によって、イヤホンを使った通話やオンライン会議などの録音にも対応しています。
価格は公式サイトで26,800円。
さらに、75言語の文字起こしに対応し、文字起こしとAI要約を無制限・無料で利用できることを大きな特徴としています。
HiDock P1がおすすめな人
- オンライン会議を録音したい
- ワイヤレスイヤホンをよく使う
- 文字起こしの利用量が多い
- サブスク費用をできるだけ抑えたい
- 他のAIボイスレコーダーとは違う機能が欲しい
AIボイスレコーダーはどう選べばいい?
ここまで5製品を紹介しましたが、
「結局どれを買えばいいの?」
と思う人も多いでしょう。
AIボイスレコーダーを選ぶときは、次の5つを確認してください。
1.本体価格だけで決めない
AIボイスレコーダーは、本体を購入したあとに月額料金が発生する製品があります。
例えばPLAUDにはAIメンバーシップ、Soundcore Workにも有料プランがあります。
そのため、
本体価格+年間のAI利用料金
で考えることが重要です。
2.月に何時間使うか確認する
たまにしか使わない人と、毎日会議で使う人では必要なプランが違います。
例えば、
- 月1~2時間程度 → 無料プラン中心
- 月10時間程度 → 無料枠が大きい製品
- 月30時間以上 → 有料プラン
- 毎日長時間 → 無制限プラン
というように考えると選びやすくなります。
3.AI要約が必要か確認する
「文字起こしさえできればいい」という人と、
「文字起こしした内容を自動でまとめてほしい」
という人では選ぶべき製品が変わります。
仕事で使うなら、文字起こしだけでなく、
AI要約・ToDo抽出・話者識別
などの機能もチェックしておきましょう。
4.持ち運びやすさを確認する
毎日持ち歩くなら、本体サイズや重量も重要です。
特にSoundcore Workのような小型モデルは、襟元などに装着して使えるため、持ち運びやすさを重視する人に向いています。
5.録音する場所を考える
どこで使うかによって必要な性能も変わります。
会議室
複数人の声を拾える収音性能が重要です。
商談
小型で目立ちにくい製品が便利です。
インタビュー
長時間録音や話者識別が重要になります。
オンライン会議
PCやイヤホンとの連携機能も確認しましょう。
AIボイスレコーダーと普通のボイスレコーダーの違い
普通のボイスレコーダーは、基本的には音声を録音するための機器です。
一方、AIボイスレコーダーでは、
録音
↓
AI文字起こし
↓
話者識別
↓
AI要約
↓
議事録・ToDo作成
というところまで自動化できます。
つまり、単に「録音するための機械」ではなく、会議後の作業を減らすための仕事効率化ツールとして考えると分かりやすいでしょう。
AI議事録について詳しく知りたい方は、[AI議事録ツールおすすめ4選|無料・料金・機能を比較して選び方を解説]もおすすめです。
AIボイスレコーダーを使うと仕事はどう変わる?
例えば1時間の会議があったとします。
従来なら、
- 会議に参加する
- メモを取る
- 録音を聞き直す
- 重要な部分を探す
- 文字起こしする
- 議事録を作る
- ToDoを整理する
という作業が必要でした。
AIボイスレコーダーを使えば、
- 会議を録音する
- AIが文字起こしする
- AIが要約する
- 必要な部分だけ確認する
という流れにできます。
もちろんAIが作成した文字起こしや要約が常に完璧とは限らないため、重要な会議では人間による確認が必要です。
それでも、ゼロから議事録を作る作業を減らせることは大きなメリットです。
AIボイスレコーダーは無料でも使える?
結論として、無料で利用できる製品やプランはあります。
ただし、「本体を購入すれば永久に文字起こし無料」とは限りません。
例えば、
- PLAUD → Starterは月300分
- Notta Memo → ハードウェアプランで月600分
- Soundcore Work → Starterで月300分
- AutoMemo → 無料プランで月1時間
- HiDock P1 → 文字起こし・要約を無制限無料と案内
というように違いがあります。
そのため購入前には、本体価格だけではなく文字起こしの無料枠まで確認することをおすすめします。
AIボイスレコーダーおすすめ5選まとめ
今回紹介した5製品をもう一度整理します。
| 製品 | 特におすすめの人 |
|---|---|
| PLAUD Note Pro | 高機能なAIレコーダーが欲しい人 |
| Notta Memo | Nottaを中心に使いたい人 |
| Soundcore Work | 小型・携帯性を重視する人 |
| AutoMemo S | 本体画面で文字起こしを確認したい人 |
| HiDock P1 | イヤホン録音や無料利用を重視する人 |
AIボイスレコーダーは、単純に「一番高い製品を買えばいい」というものではありません。
何を録音するのか、月に何時間使うのか、AI要約が必要なのか、毎日持ち歩くのか。
この4点を考えて選ぶと、自分に合った製品を見つけやすくなります。
特に会議や商談の多い人なら、AIボイスレコーダーを導入することで、録音後の文字起こしや議事録作成にかかる時間を大幅に減らせる可能性があります。
まずは無料プランや無料枠のあるサービスを試してみて、必要になったら専用のAIボイスレコーダーを購入する方法もおすすめです。
また、専用機器ではなくパソコンやスマートフォンだけでAI文字起こしをしたい場合は、[AI文字起こしとは?無料で使える方法とおすすめツールを初心者向けに解説]も参考にしてください。
よくある質問
Q. AIボイスレコーダーは普通のボイスレコーダーより便利ですか?
会議やインタビューなど、録音したあとに内容を整理する用途なら便利です。
AIによる文字起こしや要約を利用できるため、録音を聞き直して手作業でまとめる時間を減らせます。
Q. AIボイスレコーダーは無料で使えますか?
無料の文字起こし枠が用意されている製品があります。
ただし、無料で利用できる時間や機能は製品によって違うため、購入前に確認しましょう。
Q. AI文字起こしの精度は100%ですか?
100%ではありません。
雑音、複数人が同時に話す場面、専門用語、固有名詞などでは誤認識が発生する場合があります。
重要な議事録では、AIが作成した文章を確認してから利用しましょう。
Q. AIボイスレコーダーとAI議事録ツールは違いますか?
AIボイスレコーダーは「録音するための専用機器」という側面があります。
一方、AI議事録ツールはパソコンやスマートフォンなどで会議音声を取得し、文字起こしや要約を行うサービスです。
すでにスマートフォンやパソコンを持っているなら、まずAI議事録ツールを試す方法もあります。


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