「英語の文章を日本語に翻訳したい」
「日本語を自然な英語にしたい」
「ChatGPTで翻訳できるの?」
このようなときに便利なのがChatGPTです。
ChatGPTに翻訳したい文章を入力するだけでも、さまざまな言語への翻訳を依頼できます。
さらに、単純に言葉を置き換えるだけではなく、
- 自然な英語にする
- ビジネス向けにする
- 丁寧な表現にする
- カジュアルな表現にする
- 海外旅行で使いやすい表現にする
- SNS向けの文章にする
といった指示もできます。
この記事では、ChatGPTを使って翻訳する基本的な方法から、すぐに使えるプロンプトまで初心者向けに解説します。
ChatGPTは翻訳にも使える
ChatGPTは文章の作成だけでなく、外国語の翻訳にも利用できます。
ChatGPTについてまだよく知らない方は、まずこちらの記事も参考にしてください。
基本的な使い方を知りたい場合はこちらです。
ChatGPTの使い方|初心者でもできる基本操作と質問のコツ
翻訳するときも、基本的にはChatGPTの入力欄に文章を入力して、どの言語に翻訳したいのかを伝えるだけです。
ChatGPTで翻訳する基本的な方法
まずは一番簡単な方法から試してみましょう。
例えば、次のように入力します。
例
「今日はとても良い天気ですね。」を英語に翻訳してください。
すると、ChatGPTが英語の文章を作ってくれます。
さらに、
「今日はとても良い天気ですね。」を自然な英語に翻訳してください。
と指定すれば、単純な直訳ではなく、より自然な表現を考えてもらうことができます。
日本語を英語に翻訳する
ChatGPTは日本語から英語への翻訳にも利用できます。
例えば、
明日の午後2時にお会いできますか?
を英語にしたい場合、
「明日の午後2時にお会いできますか?」を英語に翻訳してください。
と入力します。
さらに用途を伝えると、より目的に合った文章を作りやすくなります。
例えば、
「明日の午後2時にお会いできますか?」を、ビジネスメールで使える丁寧な英語にしてください。
と指示します。
このように、「何語にするか」だけでなく「どのような場面で使うのか」まで伝えることがポイントです。
英語を日本語に翻訳する
もちろん、英語から日本語への翻訳もできます。
例えば、
Please let me know if you have any questions.
と入力して、
この英文を自然な日本語に翻訳してください。
と指示します。
単純な翻訳だけでなく、
この英文を、日本人が自然に理解できる日本語にしてください。
という指示もできます。
韓国語など英語以外の言語も翻訳できる
ChatGPTは英語だけでなく、さまざまな言語の文章を扱えます。
例えば、
- 韓国語
- 中国語
- フランス語
- スペイン語
- ドイツ語
- イタリア語
などです。
例えば韓国語を日本語にしたい場合、
この韓国語を自然な日本語に翻訳してください。
と入力して、その後に翻訳したい文章を貼り付けます。
海外旅行や海外サイトの情報を確認するときにも便利です。
ChatGPT翻訳のポイントは「用途」を伝えること
ChatGPTで翻訳するときに重要なのが、どんな場面で使う文章なのかを伝えることです。
例えば、同じ日本語でも、
「友達に送る文章」
「会社のメール」
「海外のお客様への案内」
では適切な表現が変わります。
例えば、
英語に翻訳してください。
だけでも翻訳できます。
しかし、
海外のお客様に送るメールとして、失礼のない丁寧な英語に翻訳してください。
とすれば、目的に合わせた翻訳を依頼できます。
ChatGPT翻訳で使えるプロンプト10選
ここからは、そのままコピーして使える翻訳用プロンプトを紹介します。
① 日本語を英語に翻訳する
最も基本的なプロンプトです。
プロンプト
以下の文章を英語に翻訳してください。
意味を変えず、自然な英語にしてください。【翻訳したい文章】
英語を勉強している人にも使いやすい方法です。
② 英語を日本語に翻訳する
海外サイトや英文メールなどを読むときに使えます。
プロンプト
以下の英文を自然な日本語に翻訳してください。
直訳ではなく、日本語として読みやすい文章にしてください。【英文】
③ ビジネス向けに翻訳する
仕事で使う文章の場合は、用途を指定しましょう。
プロンプト
以下の文章を、海外の取引先に送るビジネスメールとして自然な英語に翻訳してください。
丁寧で失礼のない表現にしてください。【文章】
ChatGPTでメールを作る方法については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
ChatGPTでメールを作る方法|ビジネスメールの例文とプロンプト10選
④ カジュアルな英語に翻訳する
友人との会話などでは、堅すぎる英語は不自然になる場合があります。
プロンプト
以下の日本語を、友達との会話で使える自然でカジュアルな英語にしてください。
ネイティブが日常会話で使うような表現にしてください。【文章】
⑤ 丁寧な英語に翻訳する
接客や問い合わせなどでは、丁寧さを指定すると便利です。
プロンプト
以下の文章を、丁寧で自然な英語に翻訳してください。
相手に失礼な印象を与えない表現にしてください。【文章】
⑥ 海外旅行で使える英語にする
旅行中に使う文章なら、難しい表現よりも伝わりやすさが重要です。
プロンプト
以下の日本語を、海外旅行で実際に使いやすい簡単な英語に翻訳してください。
難しい単語は避け、短く分かりやすい表現にしてください。【文章】
例えば、
「この近くに駅はありますか?」
「この料理には何が入っていますか?」
などの翻訳にも使えます。
⑦ SNS向けの英語にする
Instagramなどに投稿する文章を英語にしたい場合にも使えます。
プロンプト
以下の日本語を、Instagramに投稿する文章として自然な英語にしてください。
硬すぎない、親しみやすい表現にしてください。【文章】
単純な翻訳ではなく、SNSに合う文章へ調整してもらえるのがポイントです。
⑧ 翻訳と一緒に英語の意味も説明してもらう
英語学習にもChatGPTを活用できます。
プロンプト
以下の日本語を自然な英語に翻訳してください。
その後、使用した重要な英単語や表現を日本語で簡単に解説してください。【文章】
翻訳だけでなく、勉強にも利用できます。
⑨ 複数の翻訳候補を出してもらう
一つの日本語に対して、英語の表現が一つだけとは限りません。
プロンプト
以下の日本語を英語に翻訳してください。
「カジュアル」「一般的」「丁寧」の3パターンを作ってください。
それぞれ、どのような場面で使うのが適切かも説明してください。【文章】
状況に合わせて表現を選べるようになります。
⑩ 翻訳した英語をチェックしてもらう
自分で翻訳した英文が正しいか確認したい場合にも使えます。
プロンプト
以下の英文をチェックしてください。
文法的に間違っている部分があれば修正してください。
また、文法的には正しくても不自然な表現があれば、より自然な英語に修正してください。
修正した理由も簡単に説明してください。【英文】
ChatGPTは文章の添削にも利用できます。
詳しい使い方はこちらの記事で解説しています。
ChatGPTで文章を添削する方法|誤字脱字・文章修正に使えるプロンプト10選
ChatGPT翻訳は「直訳してください」だけではもったいない
ChatGPTを翻訳に使う場合、単純な翻訳だけを依頼する必要はありません。
例えば、
英語にしてください。
だけではなく、
海外のお客様に伝わりやすい自然な英語にしてください。
と指定できます。
さらに、
丁寧だけど堅すぎない表現にしてください。
ネイティブが日常会話で使う自然な表現にしてください。
日本人が読んでも意味が分かりやすい英語にしてください。
など、目的に合わせて指示できます。
ChatGPTへの指示について詳しく知りたい場合は、こちらの記事も参考になります。
長い文章も翻訳できる?
短い文章だけでなく、ある程度まとまった文章を翻訳することもできます。
例えば、
- メール
- 商品説明
- ブログ記事
- 会議資料
- Webサイトの文章
- マニュアル
などです。
長い文章を翻訳する場合は、いきなり「翻訳してください」とだけ指示するより、
文章の意味を変えずに翻訳してください。
見出しや箇条書きの構成はできるだけ維持してください。
などと指示すると扱いやすくなります。
文章の作成そのものにChatGPTを活用したい場合は、こちらも参考になります。
AIライティングとは?できること・メリット・注意点を初心者向けに解説
PDFやファイルの翻訳にも使える
ChatGPTでは、対応しているファイルを読み込ませて、その内容をもとに作業を依頼することもできます。
例えば、
「このPDFを日本語にしてください」
「この資料を英語にしてください」
といった使い方です。
ファイルの読み込みについて詳しく知りたい方はこちら。
ChatGPTでファイルを読み込む方法|PDF・Word・Excel・PowerPointを分析する方法
PDFを要約する方法はこちらの記事で紹介しています。
ChatGPTでPDFを要約する方法|資料を読み込んで要点を整理するプロンプト10選
画像に書かれた外国語も確認できる
外国語の文章が画像やスクリーンショットに書かれている場合も、ChatGPTの画像入力機能を利用できる環境なら、その画像を読み込ませて内容を確認する方法があります。
例えば、
この画像に書かれている英語を日本語に翻訳してください。
という指示です。
画像の読み込みや分析について詳しくはこちら。
ChatGPTで画像を読み込む方法|写真・スクショを分析するプロンプト10選
ChatGPT翻訳を使うときの注意点
便利なChatGPT翻訳ですが、翻訳結果を必ずそのまま使えばいいとは限りません。
特に注意したいのが、次のようなケースです。
専門用語が多い文章
医療、法律、金融、技術などの専門分野では、一般的な意味とは異なる専門用語が使われることがあります。
契約書など重要な文章
契約書や法的な文書など、翻訳の正確性が非常に重要なものは、AIの翻訳だけで判断しないほうが安全です。
微妙なニュアンス
日本語と英語では、同じ意味でも自然な表現が異なる場合があります。
そのため、
「翻訳できた=必ず正しい」
と考えるのではなく、重要な文章ほど原文と翻訳結果を確認することが大切です。
ChatGPT翻訳の精度を上げるコツ
翻訳結果をより目的に合ったものにするには、次の情報を追加してみましょう。
① 翻訳する言語
「日本語から英語へ」
② 用途
「ビジネスメール」
「旅行」
「SNS」
③ 相手
「海外のお客様」
「友人」
「取引先」
④ 文体
「丁寧に」
「カジュアルに」
「親しみやすく」
⑤ 難易度
「簡単な英語で」
「ネイティブらしい自然な英語で」
このように条件を具体的にするほど、自分の用途に合わせた翻訳を依頼しやすくなります。
ChatGPTは翻訳だけでなく「言い換え」にも使える
ChatGPTの便利なところは、単純な翻訳だけではありません。
例えば英語に翻訳した後、
もう少し自然な表現にしてください。
もっと丁寧にしてください。
ネイティブが使う表現にしてください。
中学生でも分かる簡単な英語にしてください。
などと追加で指示できます。
このように、ChatGPTでは一度翻訳した文章を会話しながら調整していくことができます。
ChatGPT翻訳と通常の翻訳サイトとの違い
一般的な翻訳サービスは、文章を入力すると別の言語に変換してくれるという使い方が中心です。
一方、ChatGPTでは、
「誰に送る文章なのか」
「どんな雰囲気にしたいのか」
「もっと自然にしてほしい」
「3種類の表現を出してほしい」
など、追加の条件を会話形式で伝えられます。
そのため、単純な翻訳だけではなく、目的に合わせた文章作りまで一緒に行えるのが特徴です。
ChatGPTで翻訳するときはプロンプトを工夫しよう
今回紹介したプロンプトの中でも、特に重要なのは、
「何語にするか」+「誰が使うか」+「どんな場面か」+「どんな表現にするか」
を伝えることです。
例えば、
以下の日本語を英語にしてください。
よりも、
以下の文章を、海外のお客様に送るメールとして自然で丁寧な英語にしてください。
難しい表現は避け、相手に失礼な印象を与えない文章にしてください。
のように指定したほうが、目的に合った翻訳を依頼しやすくなります。
プロンプトを使いこなせるようになると、ChatGPTの活用範囲はさらに広がります。
まとめ|ChatGPTを翻訳にも活用してみよう
今回は、ChatGPTで翻訳する方法を紹介しました。
ChatGPTでは、単純な翻訳だけでなく、
- 日本語を英語に翻訳する
- 英語を日本語に翻訳する
- 韓国語など他の言語に翻訳する
- ビジネス向けに翻訳する
- カジュアルな表現にする
- 旅行で使いやすい英語にする
- SNS向けの文章にする
- 翻訳した文章を添削する
- 複数の翻訳候補を作る
といった使い方ができます。
特に便利なのが、「どんな場面で使う文章なのか」をChatGPTに伝えることです。
単純に「英語にしてください」と入力するだけでなく、
「海外のお客様向け」
「ビジネスメール」
「友達との会話」
「旅行で使う」
などの条件を加えてみましょう。
また、翻訳結果が重要な文書の場合は、原文と照らし合わせたり、必要に応じて専門家による確認を行ったりすることも大切です。
まずは身近な短い文章から、ChatGPTの翻訳機能を試してみてください。


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