「この画像に何が写っているかChatGPTに聞きたい」
「スクリーンショットの内容を説明してほしい」
「画像の中に書かれている文字を読み取ってほしい」
「グラフを見て、何が分かるのか分析してほしい」
そんなときに便利なのが、ChatGPTの画像入力機能です。
ChatGPTでは、会話に画像を追加して、その画像について質問したり、内容を分析したりできます。
この記事では、ChatGPT初心者向けに、
- ChatGPTに画像を読み込ませる方法
- 画像を読み込んだ後にできること
- 写真を分析する方法
- スクリーンショットを読み取る方法
- 画像内の文字を確認する方法
- グラフや表を分析する方法
- そのまま使えるプロンプト10選
- 画像分析で注意したいこと
を分かりやすく解説します。
すでにChatGPTの基本操作を知りたい方は、まずChatGPTの使い方|初心者でもできる基本操作と質問のコツも参考にしてください。
ChatGPTは画像を読み込んで分析できる
ChatGPTには、文章だけでなく画像を入力できる機能があります。
画像をアップロードすると、その画像に写っているものについて質問したり、画像の内容を整理したりできます。
たとえば、
- 写真の内容を説明する
- スクリーンショットを確認する
- 画像内の文章を読み取る
- グラフを見る
- 表の内容を整理する
- 写真について質問する
- 複数の画像を比較する
といった使い方ができます。
OpenAI公式でも、ChatGPTはアップロードした画像、図、スクリーンショット、グラフなどを分析でき、表示されている内容について質問したり、情報を抽出したりできると説明されています。
ChatGPTに画像を読み込ませる方法
画像を読み込ませる基本的な手順は簡単です。
① ChatGPTを開く
まずChatGPTを開きます。
② 「+」から画像を追加する
メッセージ入力欄付近にある「+」から、写真やファイルを追加します。
パソコンでは、画像ファイルをチャット画面にドラッグ&ドロップしたり、コピーした画像を貼り付けたりする方法もあります。
OpenAI公式によると、画像ファイルをテキスト入力欄へドラッグしたり、クリップボードから画像を貼り付けたりすることもできます。
③ 画像と一緒に質問する
画像を追加しただけでも分析できますが、何を知りたいのかを具体的に書くと、より目的に合った回答を得やすくなります。
例えば、
この画像に何が写っているか説明してください。
だけでもOKです。
さらに、
この画像に写っている商品の特徴を3つ挙げてください。
と具体的にすると、目的が明確になります。
ChatGPTで画像を読み込むと何ができる?
画像入力を使うと、さまざまな作業を効率化できます。
ここでは代表的な使い方を紹介します。
1.写真の内容を説明してもらう
旅行先で撮影した写真や、商品の写真などをChatGPTに見せて、
「この写真には何が写っていますか?」
と質問できます。
例えば、
この写真に写っているものを初心者にも分かるように説明してください。
という使い方です。
さらに、
この写真から分かる特徴を5つ挙げてください。
とすれば、特徴を整理してもらうこともできます。
2.スクリーンショットを分析する
ChatGPTの画像読み込みは、スクリーンショットとの相性も良い使い方です。
例えば、
- エラー画面
- Webサイトの画面
- アプリの画面
- 設定画面
- SNSの画面
- Excelの画面
などをスクリーンショットして質問できます。
例えば、
このスクリーンショットに表示されている内容を説明してください。
というプロンプトです。
さらに、
この画面で、初心者が次に何を操作すればいいのか順番に説明してください。
とすると、操作手順を整理してもらえます。
3.画像の中の文字を読み取る
画像内に文章がある場合、その内容を読み取って整理することもできます。
例えば、紙に書かれた文章を撮影して、
この画像に書かれている文章を読み取って、テキストとして整理してください。
と質問できます。
ただし、画像がぼやけていたり、文字が小さかったりすると、読み取り結果が不正確になる場合があります。
OpenAIも、画像が不鮮明な場合は結果の精度が低くなる可能性があると説明しています。
4.画像の文章を要約する
画像に長い文章が写っている場合は、読み取った内容を要約してもらうこともできます。
例えば、
この画像に書かれている文章を300文字程度に要約してください。
と入力します。
長い文章を自分で読み直すよりも、短時間で全体像を把握しやすくなります。
文章の要約について詳しく知りたい方は、ChatGPTで要約する方法|文章・PDF・会議メモを簡単にまとめるプロンプト10選もおすすめです。
5.グラフを分析する
画像として保存したグラフをChatGPTに読み込ませることもできます。
例えば、
このグラフから分かることを3つ説明してください。
と質問します。
さらに、
このグラフの増減傾向を初心者にも分かるように説明してください。
と指定することもできます。
ただし、グラフの細かい数値を正確に読み取る必要がある場合は注意が必要です。
OpenAIも、グラフや複雑な視覚情報では誤認識が起こる可能性があると説明しています。
重要な数値を扱う場合は、元データを確認することも大切です。
6.複数の画像を比較する
画像を複数枚アップロードして、
この2枚の画像の違いを比較してください。
と質問することもできます。
例えば、
- 商品写真の比較
- デザイン案の比較
- Before・After比較
- 資料の比較
- 画面の比較
などに利用できます。
ChatGPTで使える画像分析プロンプト10選
ここからは、画像を読み込んだ後にそのまま使えるプロンプトを紹介します。
プロンプト①|画像の内容を説明する
この画像に何が写っているのか、初心者にも分かるように詳しく説明してください。
まず画像の内容を確認したいときに使える基本的なプロンプトです。
プロンプト②|画像の特徴を整理する
この画像の特徴を5つ挙げてください。それぞれ簡潔に説明してください。
写真や商品の特徴を整理したいときに便利です。
プロンプト③|画像内の文字を読み取る
この画像に書かれている文字を読み取ってください。読み取った文章を、できるだけ元の順番を維持してテキスト化してください。
画像内の文章をテキストとして取り出したい場合に使えます。
プロンプト④|画像の文章を要約する
この画像に書かれている内容を、重要なポイントを残して300文字程度に要約してください。
長い文章が入った画像を短くまとめたいときに便利です。
プロンプト⑤|スクリーンショットを解説する
このスクリーンショットに表示されている内容を初心者向けに説明してください。専門用語がある場合は、その意味も説明してください。
Webサービスやアプリの画面を理解したいときに使えます。
プロンプト⑥|操作方法を聞く
この画面を見て、目的を達成するために次に何を操作すればいいのか、手順を1つずつ説明してください。
操作方法が分からないときに便利です。
プロンプト⑦|グラフを分析する
このグラフから読み取れる重要なポイントを5つ挙げてください。数値の変化や増減傾向にも注目してください。
グラフの全体像を把握したいときに使えます。
ただし、細かい数値については元データとの照合がおすすめです。
プロンプト⑧|2枚の画像を比較する
この2枚の画像を比較してください。違っている部分を項目ごとに整理し、最後にどちらが優れているかではなく、それぞれの特徴をまとめてください。
デザインや商品写真などを比較するときに使えます。
プロンプト⑨|画像から改善点を探す
この画像を客観的に分析してください。良い点を3つ、改善できそうな点を3つ挙げてください。
デザインや資料、SNS投稿画像などの改善に使えます。
さらに、
改善点について、具体的な修正方法も提案してください。
と追加すると、より実践的になります。
プロンプト⑩|画像から情報を整理する
この画像の内容を「重要なポイント」「数字」「注意点」「次にやること」の4項目に分けて整理してください。
画像を単に説明してもらうのではなく、仕事で使える情報に変換したい場合におすすめです。
ChatGPTの画像分析を仕事で使う方法
画像入力は、仕事でも活用できます。
例えば、
会議資料
会議資料を画像で保存して、
この資料の重要なポイントを5つに整理してください。
と質問できます。
Excelの画面
Excelのスクリーンショットを見せて、
この表から読み取れる傾向を説明してください。
と質問できます。
さらにExcelそのものを扱いたい場合は、ChatGPTでExcelを使う方法|表計算・データ分析を効率化するプロンプト10選も参考になります。
プレゼン資料
プレゼン資料の画像を見せて、
このスライドを初めて見る人にも内容が伝わるかチェックしてください。
と質問することもできます。
プレゼン資料については、ChatGPTでプレゼン資料を作る方法|構成・スライド・発表原稿に使えるプロンプト10選でも詳しく紹介しています。
ChatGPTで画像を読み込むときのコツ
画像分析を上手に使うには、ただ画像をアップロードするだけではなく、何を知りたいのかを具体的に伝えることが重要です。
例えば、
この画像について説明してください。
よりも、
この画像に写っている商品の特徴を、30代女性が購入を検討するという視点から5つ説明してください。
のほうが目的が明確です。
「何を見るか」を指定する
「文字だけ」「数字だけ」「商品の特徴だけ」など、分析してほしい部分を指定しましょう。
「どのようにまとめるか」を指定する
例えば、
- 箇条書き
- 表形式
- 300文字
- 初心者向け
- ビジネス向け
- 小学生でも分かるように
などを指定できます。
「役割」を与える
例えば、
あなたはWebデザイナーです。この画像を見て、デザイン上の改善点を5つ指摘してください。
のようにすると、目的に合わせた分析を依頼できます。
プロンプトをもっと詳しく学びたい場合は、ChatGPTのプロンプトとは?|初心者でも使える基本と作り方も参考にしてください。
画像がうまく読み取れないときの対処法
ChatGPTに画像を読み込ませても、必ず正確に認識できるとは限りません。
特に注意したいのが、
- 画像がぼやけている
- 文字が小さい
- 画像が暗い
- 画像が回転している
- 複雑なグラフ
- 情報量が多すぎる画像
- 日本語などの文字が細かく入っている画像
などです。
OpenAIの公式情報でも、画像の解像度や文字の大きさ、回転、複雑なグラフなどによって分析精度が低下する場合があるとされています。
そのため、重要な情報については、
この数字を正確に読み取れているか、もう一度確認してください。
と確認するのもおすすめです。
ただし、ChatGPTの回答をそのまま正解だと決めつけないことも重要です。
特に金額、契約内容、仕事上の重要な数値などは、必ず元の資料と照合しましょう。
ChatGPTの画像読み込みと画像生成は別の機能
ここは初心者が混同しやすいポイントです。
ChatGPTには、
画像を読み込んで分析する機能
と、
画像を新しく作ったり編集したりする機能
があります。
今回紹介しているのは、前者です。
一方、ChatGPTで画像を作成したり、既存画像を編集したりする方法については、ChatGPTで画像を生成する方法|初心者向けに使い方を解説で詳しく紹介しています。
さらに画像生成AIそのものについて知りたい場合は、AI画像生成とは?初心者向けに仕組みと使い方を解説も参考になります。
ChatGPTの画像読み込みで注意したいこと
便利な機能ですが、何でも正確に判断できるわけではありません。
特に、
医療画像などの専門的な判断をChatGPTだけに任せない
ことが重要です。
また、画像から読み取った情報に誤りが含まれる可能性もあります。
OpenAI公式でも、画像分析には制限があり、誤った説明や認識が発生する可能性があると案内されています。
そのため、
「ChatGPTに確認してもらう」→「必要に応じて元資料で確認する」
という使い方がおすすめです。
まとめ|ChatGPTに画像を読み込ませれば情報整理がもっと簡単になる
今回は、ChatGPTに画像を読み込ませる方法を紹介しました。
ChatGPTでは、写真やスクリーンショット、図、グラフなどをアップロードして、その内容について質問できます。
特に便利なのが、
- 写真の内容を説明してもらう
- 画像内の文字を読み取る
- スクリーンショットを分析する
- グラフを分析する
- 複数の画像を比較する
- 画像の文章を要約する
- 改善点を指摘してもらう
といった使い方です。
大切なのは、画像をアップロードするだけではなく、「何を知りたいのか」を具体的に伝えることです。
「画像を説明して」だけではなく、
「重要なポイントを5つ挙げて」
「初心者向けに説明して」
「改善点を3つ教えて」
「表形式で整理して」
など、目的を指定してみましょう。
画像をうまく活用できるようになると、ChatGPTは単なる文章生成AIではなく、写真や資料を一緒に確認してくれるアシスタントとして活用できます。
まずは身近なスクリーンショットや写真を1枚アップロードして、今回紹介したプロンプトを試してみてください。
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