「プレゼン資料を作るのに時間がかかる」
「何から書き始めればいいのかわからない」
「スライドの構成を考えるのが苦手」
そんなときに便利なのが、ChatGPTを使ったプレゼン資料作成です。
ChatGPTを使えば、プレゼンのテーマから構成を考えたり、スライドに入れる文章を作ったり、発表原稿を準備したりできます。
さらに、作成した資料を「もっとわかりやすく」「初心者向けに」「説得力を高めて」といった形で改善することも可能です。
この記事では、ChatGPTを使ってプレゼン資料を作る方法を初心者向けに解説します。
そのままコピーして使えるプレゼン用プロンプト10選も紹介するので、ぜひ試してみてください。
ChatGPTでプレゼン資料は作れる?
結論から言えば、ChatGPTはプレゼン資料の作成を効率化するために活用できます。
例えば、次のような作業を任せられます。
- プレゼン全体の構成
- スライドのタイトル
- 各スライドの文章
- プレゼンのアイデア出し
- 話す内容の整理
- 発表原稿
- 質疑応答の想定
- プレゼン内容の改善
- キャッチコピー
- タイトル案
特に便利なのが、白紙の状態から構成を考えてもらえることです。
「何を書けばいいかわからない」という状態から、プレゼンの骨組みを作ることができます。
OpenAIも、ChatGPTは文章作成やブレインストーミング、アイデア整理など、仕事のさまざまな場面で活用できると案内しています。
ChatGPTでプレゼン資料を作る基本的な流れ
おすすめは、最初から「プレゼン資料を全部作って」と依頼するのではなく、段階的に作っていく方法です。
基本的には次の流れです。
STEP1:プレゼンの目的を決める
まず、
- 何を伝えたいのか
- 誰に伝えるのか
- 最終的に何をしてほしいのか
を決めます。
STEP2:構成を作る
次にChatGPTに、
「このテーマでプレゼンの構成を考えてください」
と依頼します。
STEP3:スライドごとの内容を作る
構成が決まったら、
「各スライドに入れる内容を具体化してください」
と指示します。
STEP4:発表原稿を作る
スライドができたら、
「この資料を発表するときの原稿を作ってください」
と依頼します。
STEP5:内容を改善する
最後に、
「もっと説得力のあるプレゼンに改善してください」
などと指示します。
このように**「構成→内容→原稿→改善」**と分けると、作りやすくなります。
プレゼン資料を作るときにChatGPTへ伝えるべき情報
ChatGPTにプレゼンを作ってもらうときは、できるだけ条件を具体的にしましょう。
例えば、
- プレゼンのテーマ
- プレゼンする相手
- プレゼン時間
- スライド枚数
- プレゼンの目的
- 聞き手の知識レベル
- 伝えたい内容
- 希望する雰囲気
などです。
例えば、
「新商品の社内プレゼンを作って」
だけではなく、
「30代~40代の営業担当者向けに、新商品の社内プレゼンを作ってください。プレゼン時間は10分、スライドは10枚程度です。新商品のメリットを理解してもらい、営業担当者に販売してもらうことが目的です。」
としたほうが、目的に合った構成を作りやすくなります。
OpenAIも、良いプロンプトでは「何をするのか」というタスクだけでなく、背景情報や希望する出力形式を伝えることを推奨しています。
ChatGPTで使えるプレゼン用プロンプト10選
ここからは、実際に使えるプロンプトを紹介します。
プロンプト① プレゼンの構成を作る
以下のテーマについて、プレゼン資料の構成を作ってください。
【テーマ】
○○【対象者】
○○【プレゼン時間】
○分【目的】
○○スライド10枚程度を想定し、各スライドのタイトルと内容を簡潔に提案してください。
プロンプト② スライドごとの内容を作る
以下のプレゼン構成をもとに、各スライドに入れる具体的な文章を作成してください。
【プレゼン構成】
○○1枚のスライドに情報を詰め込みすぎず、見やすい文章量にしてください。
プロンプト③ プレゼンの冒頭を作る
以下のプレゼンについて、最初の1分間で聞き手の興味を引く導入を3パターン作ってください。
【テーマ】
○○【対象者】
○○「質問から始めるパターン」「問題提起から始めるパターン」「意外な事実から始めるパターン」を作ってください。
プロンプト④ プレゼン原稿を作る
以下のプレゼン資料をもとに、発表者が実際に話す原稿を作成してください。
【資料】
○○プレゼン時間は10分です。
話し言葉として自然な文章にしてください。
各スライドごとに分けてください。
プロンプト⑤ プレゼンをわかりやすくする
以下のプレゼン内容を、専門知識がない人にもわかりやすい内容に改善してください。
【プレゼン内容】
○○難しい専門用語はできるだけ避け、具体例を入れて説明してください。
プロンプト⑥ 説得力を高める
以下のプレゼンを、聞き手を説得できる内容に改善してください。
【プレゼン内容】
○○「主張」「根拠」「具体例」「メリット」が明確になるように構成を改善してください。
プロンプト⑦ プレゼンの弱点をチェックする
以下のプレゼン資料を厳しくレビューしてください。
【資料】
○○以下の項目を5点満点で評価してください。
・わかりやすさ
・説得力
・論理性
・情報量
・構成
・聞き手への訴求力改善すべきポイントも具体的に説明してください。
プロンプト⑧ 質疑応答を準備する
以下のプレゼンについて、聞き手から質問されそうな内容を20個考えてください。
【プレゼン内容】
○○それぞれについて、回答例も作成してください。
特に厳しい質問や反対意見も含めてください。
プロンプト⑨ プレゼンのアイデアを出す
以下のテーマについて、プレゼンの切り口を10個考えてください。
【テーマ】
○○「王道の切り口」「意外性のある切り口」「データ重視」「ストーリー重視」に分けて提案してください。
アイデアを広げる方法については、**[ChatGPTでアイデア出しをする方法|仕事・企画・ブログに使えるプロンプト10選]**も参考にしてください。
プロンプト⑩ プレゼン全体を改善する
以下のプレゼン資料を、より伝わりやすく説得力のある資料に改善してください。
【プレゼン資料】
○○以下の順番で改善してください。
- 構成の問題点
- 情報が不足している部分
- 不要な情報
- 説得力を高める方法
- 改善後の構成
- 各スライドの修正案
ChatGPTでプレゼンを作るときのコツ
「全部作って」ではなく段階的に作る
初心者の場合、最初から、
「プレゼン資料を全部作ってください」
と依頼するよりも、
構成 → スライド → 原稿 → 改善
という順番で作るほうがおすすめです。
特に重要なのが、最初に構成を確認することです。
構成が間違っている状態で本文を大量に作ってしまうと、後から修正するのが大変になります。
スライドの枚数を指定する
例えば、
「10枚以内で作ってください」
と指定します。
これだけでも情報量をコントロールしやすくなります。
プレゼン時間を指定する
10分のプレゼンと30分のプレゼンでは、必要な情報量が大きく違います。
そのため、
「5分のプレゼンです」
「20分のプレゼンです」
など、時間も指定しましょう。
聞き手を明確にする
同じ内容でも、
初心者向け
と
専門家向け
では説明の仕方が変わります。
「誰に話すのか」をChatGPTに伝えることが重要です。
ChatGPTで作ったプレゼン資料は必ず確認する
ここは非常に重要です。
ChatGPTが作った文章を、そのままプレゼンで使用するのはおすすめできません。
特に、
- 数字
- 統計
- 市場データ
- 商品情報
- 日付
- 固有名詞
- 法律・制度
- 会社情報
などは、必ず確認しましょう。
また、ChatGPTに作ってもらった資料は完成品ではなく下書きとして考えるのがおすすめです。
OpenAIも、ChatGPTを思考のパートナーとして使いながら、最終的には利用者自身の背景知識や判断を加えることを推奨しています。
さらに効率化するなら「アイデア→企画書→プレゼン」の流れがおすすめ
ChatGPTを仕事で使うなら、単独のプロンプトだけでなく、複数の記事で紹介している方法を組み合わせると便利です。
例えば、
STEP1
ChatGPTでアイデアを出す
↓
[ChatGPTでアイデア出しをする方法|仕事・企画・ブログに使えるプロンプト10選]
STEP2
良いアイデアを企画書にする
↓
ChatGPTで企画書を作る方法|構成・文章・アイデア出しを効率化するプロンプト
STEP3
企画書をプレゼン資料にする
↓
この記事
という流れです。
さらに仕事で使う場合は、**ChatGPTの仕事用プロンプト10選|メール・文章・企画書を効率化する方法**も役立ちます。
Excelなどのデータもプレゼンに活用できる
プレゼンでは、数字やデータを使って説明することも多いでしょう。
その場合は、Excelなどのデータを整理してからプレゼン資料に反映する方法もあります。
Excelのデータ分析については、**ChatGPTでExcelを使う方法|表計算・データ分析を効率化するプロンプト10選**で詳しく解説しています。
例えば、
Excelのデータを分析する
↓
重要な数字を抽出する
↓
その結果をプレゼン資料にする
という使い方ができます。
まとめ
ChatGPTを使えば、プレゼン資料作成のさまざまな作業を効率化できます。
特に便利なのは、
- プレゼンのアイデア出し
- 全体構成の作成
- スライド文章の作成
- 発表原稿の作成
- 質疑応答の準備
- 資料の改善
などです。
おすすめは、最初から完成品を作らせるのではなく、
「アイデアを出す」
↓
「構成を作る」
↓
「スライドを作る」
↓
「発表原稿を作る」
↓
「改善する」
という流れで使うことです。
ChatGPTは、白紙の状態から考え始めるときにも、複数の案を比較して方向性を決めるときにも活用できます。OpenAIのブレインストーミングガイドでも、**「広くアイデアを出す→絞り込む→実行計画にする」**という流れが紹介されています。
プレゼン資料を作るのが苦手な人ほど、ChatGPTを「資料を全部作ってくれるツール」としてではなく、一緒に構成を考えてくれるアシスタントとして使ってみるとよいでしょう。


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